MOTとは米国のMITが提唱したManagement of Technologyの略で、いま技術系のMBAとして注目されている。これまで技術系の役割といえば、研究所に籠もってひたすら会社のために研究・開発というイメージが強かったが、これからの時代はそれだけでは生き残れなくなった。
現在、製造業の「勝ち組」と言われている企業には、共通の特徴がある。すなわち、(1)技術者の能力を引き出すマネジメントをしている。(2)独創性を事業化する能力がある。(3)技術者が顧客・市場を意識した仕事をしている。という点である。本書はこれらを実現するためにはどうしたらよいか、すなわち「技術をマネジメントする(=MOT)」ためのノウハウについて解説している
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